一般社団法人特殊鋼倶楽部は、１月７日（火）午前１０時から、東京・ホテルニューオータニ　"鶴の間"　にてメーカー・流通など業界関係者約５００名が参集の下、２０２５年新年賀詞交換会を開催しました。

　挨拶に立った清水哲也会長（大同特殊鋼㈱代表取締役社長）は、昨年発生した「能登半島地震やその後の水害等により被災された方々にお見舞いの意を表し、復興事業が早急に進展することを祈念します。」と続いて「特殊鋼業界が更に発展を続けて行くためには、既存の製品分野の技術力・製品品質をさらに高度化することに加え、これまで培って来た特殊鋼技術を核として、航空宇宙分野、海洋分野、エネルギー分野など今後も需要拡大が見込まれる領域に向けた研究開発、技術開発を推進すること、また将来の特殊鋼業界を支えるあらゆる分野での人材を育成していくことも継続的に取り組んでいくことも極めて重要である」と強調しました。また、「今年からは、日本鉄鋼連盟、特殊鋼倶楽部、普通鋼電炉工業会、鉄リサイクル工業会の鉄鋼４団体が一体となって鉄スクラップの利活用拡大を進める活動を推進することとしていること、この活動は経済産業省の「サーキュラーパートナーズ」の領域別ビジョン・ロードマップ検討WGの一つの「鉄鋼WG」として正式に採択されているもので、今後は高品位鉄スクラップの創生・循環・利活用拡大等のためのロードマップを策定することが期待されており、この活動を通じ、我が国のＧＸ推進やサーキュラーエコノミー構築に貢献していく」ことを表明しました。

　続いて「鉄鋼・重化学工業の脱炭素化における強化策を目指す議員連盟」会長 山本順三参議院議員、経済産業省 製造産業局長 伊吹英明様が来賓を代表してご挨拶を述べ、次に手塚敏之副会長が挨拶に立ちました。

　その後、懇談に入り、最後は久木田至副会長より閉会の辞を述べ、閉会となりました。

【当日の新年会の様子】

　　　　　　　 【清水会長】　　　　　　　　　　　　　【山本順三参議院議員】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「鉄鋼・重化学工業の脱炭素化における強化策

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　を目指す議員連盟」会長

　　【経済産業省製造産業局　伊吹局長】　　　　　　　　　　【手塚副会長】

　　　　　　 【久木田副会長】