イベント情報
「国内外での外国人材活用について」講演会を開催しました
去る9月17日(火)午後3時00分より東京都中央区日本橋茅場町・鉄鋼会館804号室において、「国内外での外国人材活用について」の講演会を開催しました。 日本政府は人出不足に対応するため、2019年4月に「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律」を施行させ、14業種を特定し、新たな外国人材の受入れを開始しました。
これを受けて、人材確保育成委員会と流通海外展開委員会では、特殊鋼業界においても人材不足は深刻さを増し、外国人材の活用は重要な検討課題となっており、技能人材もさることながら高度人材の採用も難しい状況にあり、内外の外国人材(技能人材~高度人材)活用を共通の観点とし、東海大学より准教授 万城目正雄 氏をお招きして、外国人労働者受入れ政策の動向について、また、一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)より総務企画部経営戦略グループ長 志村拓也 氏をお招きして、同協会が実施している国庫補助事業、海外拠点や国内事業所での外国人材の育成、活用の可能性について、それぞれお話しをお伺いいたしました。
本件に精通している講師の詳細かつ分かり易い説明と、直近の最新データを取り入れた資料により、2時間45分ほどの講演会で、参加された23名の方は、技能実習制度を活用した外国人材の受入れ、外国人材受入れに向けた新しい仕組み、海外の産業人材育成支援、国内での海外産業人材育成支援など整理された情報が紹介され、最後まで熱心に講師の話に耳を傾け、盛会の内に終了いたしました。
また、講演会に参加された方々にはアンケートを実施させていただき、貴重なご意見をありがとうございました。今後の講演会などに反映させていきたいと思います。
多数のご参加を賜り、厚く御礼申し上げます。
日 時 2019年9月17日(火)15時00分~17時45分(参加者23名)
場 所 「鉄鋼会館」804号室(東京都中央区日本橋茅場町3-2-10)
演 題 「外国人材受入れ拡大に向けた最近の政策動向~その現状・課題、留意点~」
講師:東海大学 教育学部 人間環境学科 社会環境課程 准教授 万城目正雄 氏
「AOTS事業に見る『高度外国人人材』の活用の可能性について」
講師:一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)
総務企画部 経営戦略グループ長兼総務グループ長 志村拓也 氏
以下に、会場写真を掲載いたします。