去る９月２５日（火）に平成３０年度第２回工場見学会を開催しました。

　見学先は、岡山県倉敷市にあるＪＦＥスチール㈱西日本製鉄所倉敷地区殿で、会員企業から５３名が参加しました。

　訪問先であるＪＦＥスチール㈱西日本製鉄所倉敷地区に到着後、同所見学センター大ホールにて小澤 特殊鋼倶楽部専務理事が主催者挨拶、江原 ＪＦＥスチール㈱ 倉敷棒線部長より工場側のご挨拶があり、次いで東 棒線商品技術部 倉敷商品技術室室長及び菅原 棒線事業部 棒線営業部 第2棒線室長より工場概要説明を受け、２班に分かれ見学に入りました。

　製鋼工場、鋼片工場、材料ヤード、高炉、棒線工場を見学し、その後見学センター大ホールに戻り質疑応答の後、小澤 特殊鋼倶楽部専務理事より工場見学御礼の挨拶に続き菅原 棒線事業部 棒線営業部 第2棒線室長から終了のご挨拶があり同社工場の見学を全て終了しました。

　見学先の感想では、「転炉へ溶鋼を挿入するところが迫力があり、初めてその作業を拝見させて頂き印象に残りました」「4ロールミルが0.1ミリピッチで製造できる事」「棒線圧延ラインが4ラインに分離するところ」「棒鋼、BＩＣ、線材の3品種に対応」「ホットスカーファーでサイズを細くし、90度回して作っていく工程は初めて見たので印象的だった」「製鉄所の広大さ、規模が想像をはるかに超えた」等の感想を頂きました。

　最後に、特殊鋼倶楽部会員企業のために貴重な機会を与えていただいたＪＦＥスチール㈱西日本製鉄所倉敷地区の関係者の方々に感謝を申し上げて、工場見学会の報告といたします。

　以下に、写真を掲載します。

【工場見学会の様子　ＪＦＥスチール㈱西日本製鉄所倉敷地区殿】