去る１２月１５日（金）に平成２９年度第３回工場見学会を開催しました。

　見学先は、兵庫県姫路市にある山陽特殊製鋼(株)本社工場殿で、会員企業から５２名が参加しました。

　訪問先である山陽特殊製鋼(株)本社工場に到着後、同社社員会館にて井上参与大阪支店長よりご挨拶があり、次いで竹内総務部部長より工場概要説明を受けた後、３班に分かれ見学に入りました。

　製鋼工場では１５０ｔ電気炉及び連続鋳造設備を、鋼片工場では分塊圧延機を、また第二棒線工場では棒鋼圧延ラインを見学しました。その後社員会館に戻り質疑応答の後、吉竹総務部長から終了のご挨拶、次いで小澤特殊鋼倶楽部専務理事より工場見学御礼の挨拶があり同社工場の見学を終了しました。

　見学先の感想では、「完全垂直型の連続鋳造設備がとても迫力があった」「連続鋳造の工程で完全垂直型を採用していて不純物除去の取組みの徹底に感心した」「動いている連続鋳造設備（他社も含め）を初めて見て、液状→固体への変化が手に取るように分かった」「分塊圧延機は迫力があった」「分塊圧延機に実際に製品が流れている現場。完全垂直連続鋳造設備の構造、利点を理解できた」「姫路駅から車で20分の好立地にあること」等の感想を頂きました。

　最後に、特殊鋼倶楽部会員企業のために貴重な機会を与えていただいた山陽特殊製鋼(株)本社工場の関係者の方々に感謝を申し上げて、工場見学会の報告といたします。

　以下に、写真を掲載します。

【工場見学会の様子　山陽特殊製鋼(株)本社工場殿】