去る９月６日（水）に平成２９年度第１回工場見学会を開催しました。

　見学先は、午前中は(株)日立パワーソリューションズ 大沼工場殿、午後は日新健商(株)競輪場外車券売場「サテライト水戸」殿で、鉄鋼会館前を午前８時に出発、大型バスにて両施設を訪問する日程で会員企業から１８名が参加しました。

　最初の訪問先である(株)日立パワーソリューションズ 大沼工場に到着後、会議室にて同社人事総務本部 総務部総務統括センタ 日立第二総務グループ 石川様よりご挨拶、工場概況と主に風力発電設備について説明を受けた後、見学に入りました。

　はじめにガスエンジン発電設備、次いで屋外に設置の風力発電設備（ドイツ ENERCON社製 Wind Class Ⅱ仕様、出力600kW、ブレード直径44ｍ）を見学後、質疑応答を行い同社工場の見学を終了しました。

　午後の日新健商(株)競輪場外車券売場「サテライト水戸」では、同施設到着後ライブ館にて広報企画課長 白石様よりご挨拶及び施設概況説明、及び質疑応答の後見学に入りました。

　同施設では、駐車場に設置された太陽光発電設備を見学しました。同設備の概要は、太陽光パネルは計2,751枚を使用。パネルを載せた架台（長さ約130メートル、幅約9メートル）が3列に並んでいます。モジュール下は駐車場（約270台）になっており地球温暖化防止と再生可能エネルギー導入の普及促進に取り組んでいるとのことです。

　見学後参加者の感想は、ほぼ全員が工場見学の成果に満足し、次回もまた参加したいとの回答を頂きました。

　見学先別の印象に残ったことでは、(株)日立パワーソリューションズ 大沼工場殿については「風力発電設備のスケールの大きさと作る工程」「大型風力発電機の組立設置の映像」「環境配慮型の高効率オフィス」等の感想を頂きました。

　一方、日新健商(株)競輪場外車券売場「サテライト水戸」殿については、「太陽光発電のパネルが思ったより薄かったこと」「駐車場の屋根に取り付ける事で風通しを確保し、高い発電能力を維持できる、とのお話」「太陽光発電の設置方法（土地の有効活用）」等の感想を頂きました。

　最後に、特殊鋼倶楽部会員企業のために貴重な機会を与えていただいた(株)日立パワーソリューションズ 大沼工場殿と日新健商(株)競輪場外車券売場「サテライト水戸」殿の関係者の方々に感謝を申し上げて、工場見学会の報告といたします。

　以下に、写真を掲載します。

【(株)日立パワーソリューションズ 大沼工場殿】

【日新健商(株)競輪場外車券売場「サテライト水戸」殿】