イベント情報
平成28年度第2回 一般社団法人特殊鋼倶楽部 工場見学会 開催
去る11月14日(月)に平成28年度第2回工場見学会を開催しました。
見学先は、午前中が東京製綱(株) 土浦工場殿、午後は日立建機(株) 土浦工場及び霞ヶ浦工場殿で、鉄鋼会館前を午前8時に出発、大型バスにて両工場を訪問する日程で会員企業から53名が参加しました。
最初の訪問先である東京製綱(株) 土浦工場に到着後、会議室にて同社原田執行役員のご挨拶の後、岩田 総務部 総務グループリーダーより工場概況説明を受けた後、4班に分かれて見学に入りました。
はじめにワイヤーロープ製造の上工程(熱処理ライン、伸線機、亜鉛メッキライン)を、次いで下工程(より線工程、製綱工程、検査工程)を見学後、質疑応答を行い同社工場の見学を終了しました。
午後の日立建機(株)では、同社 土浦工場到着後コンベンションホールにて松井営業本部副本部長よりご挨拶及び工場概況説明を受けた後、2班に分かれ見学に入りました。 最初に土浦工場では、中小型油圧ショベル組立てラインを見学、次いで霞ヶ浦工場に移動して減速機等の建設機械主要ユニット生産ラインを見学した後、再び土浦工場のコンベンションホールに戻り質疑応答の後、同工場の見学を終了しました。
見学後参加者の感想は、ほぼ全員が工場見学会の成果に満足し、次回もまた参加したいとの回答を頂きました。
見学先別の感想では東京製綱(株) 土浦工場殿については、「一貫した生産体制でワイヤーロープが作られる工程を理解することができた」「より線工程(ストランド、クローサー)を初めてみたので印象的でした」「ワイヤーロープ製造で120年の歴史を持ち、国内生産量の約1/3を占めるすごい企業と思いました」等の感想を頂きました。
一方、日立建機(株) 土浦工場及び霞ヶ浦工場殿については、「大きな旋回輪の歯車加工現場が印象的でした」「混合生産の中で一品一様でモノづくりをされている様子がとても印象的でした」「ラインの自動化、省人化が想像以上に進んでおり驚きました」「ロボット溶接も多数導入しており、自動車の生産ラインを思わせるような現場が印象的でした」等の感想を頂きました。
最後に、特殊鋼倶楽部会員企業のために貴重な機会を与えていただいた東京製綱(株) 土浦工場殿と 日立建機(株) 土浦工場及び霞ヶ浦工場殿の関係者の方々に感謝を申し上げて、工場見学会の報告といたします。
以下に、写真を掲載します。
【工場見学会の様子 東京製綱(株) 土浦工場殿】
【工場見学会の様子 日立建機(株)土浦工場及び霞ヶ浦工場殿】