去る２月２９日（月）に平成２７年度第３回工場見学会を開催しました。

　見学先は、午前中が大同特殊鋼㈱君津工場殿（新日鐵住金㈱君津製鐵所構内）、午後が新日鐵住金㈱君津製鐵所殿（千葉県君津市）で、鉄鋼会館前より大型バスにて両所を訪問するコースで、会員企業から４５名が参加しました。

　大同特殊鋼㈱君津工場到着後、食堂にて同社君津工場長 高橋様よりご挨拶があり次いで長次長より工場概況説明を受けた後、３グループに分かれ見学に入りました。ＣＦＲ（冷間ローリング加工）工程、焼鈍炉、ＳＢ（ショットブラスト）、製品入庫、ゲストルーム、鍛造機（４基）の順に見学後、質疑応答を行い同社工場の見学を終了しました。

　午後の新日鐵住金㈱君津製鐵所では、木村線材部長のご挨拶に続きDVDによる工場概況説明を受けた後、２グループに分かれ見学に入りました。

　CC（連続鋳造設備）、転炉、第４高炉、熱延工場、線材工場の順に見学し最後に本館ゲストホールに戻り質疑応答を行い同工場の見学を終了しました。

　見学後参加者の感想は、ほぼ全員が工場見学の成果に満足し、次回の工場見学会にも参加したいとの回答を頂きました。

　見学先別の感想では大同特殊鋼㈱君津工場殿については、「ハテバー（横型鍛造機）」、「ＣＲＦ工程」、「工場内の３Ｓが素晴らしかった。」等の感想を頂きました。

　一方、新日鐵住金㈱君津製鐵所殿については、「転炉でスクラップと銑鉄を装入するところが見られたこと」、「全長１km以上の圧延工程は圧巻であった」、「第４高炉」、「君津製鐵所の大きさと生産量（1,000万ﾄﾝ／年）に驚きました」等の感想を頂きました。

　両工場の見学終了後、君津ＩＣ付近の会場にて懇親会を開催しました。参加者は大同特殊鋼㈱より高橋工場長、長次長、新日鐵住金㈱より木村線材部長、永井線材工程室長にご出席頂き約1時間当日の見学会参加者（一部の方を除く）の方々と懇談いたしました。

　最後に、特殊鋼倶楽部会員企業のために貴重な機会を与えていただいた大同特殊鋼㈱君津工場殿と新日鐵住金㈱君津製鐵所殿の関係者の方々に感謝を申し上げて、工場見学会の報告といたします。

　以下に、写真を掲載します。

　　　　　　　 【工場見学会の様子１ 　大同特殊鋼(株)君津工場殿】

　　　　　　　 【工場見学会の様子２ 　新日鐵住金(株)君津製鐵所殿】