去る１１月１３日（水）午後１時３０分より東京都中央区日本橋茅場町・鉄鋼会館７０１号室において「平成２５年度特殊鋼の最終用途別需要実態調査」結果報告書の説明会を開催しました。

　本説明会は、当倶楽部・市場開拓調査委員会の平成２５年度調査事業として実施した調査報告書（５年毎）を解説したものです。当日は講師として調査を担当された日鉄住金総研(株) 経済産業調査部 特別研究主幹 松尾 悟 氏にご説明頂き、参加者は５５名でした。

　説明の内容は、１．調査概況（目的、調査対象、調査項目、アンケート回収状況等）、２．調査時点の経済状況及び特殊鋼概況、３．アンケート結果（総論、各業種別）、４．今回調査結果の特徴（特殊鋼最終用途の自動車用比率が、前回調査の53.8%から今回調査は56.3%と更に上回ったこと、需給のタイト感、各企業の集中購買政策が盛んになったこと等により、支給材の比率が前回以上に上昇していると考えられること）でした。

　当倶楽部からは、過去８回の調査結果データをまとめて、全鋼種の最終用途別シェア状況及び鋼種別の変化状況（工具鋼 条鋼、高抗張力鋼 鋼管など）について説明をしました。

　約１時間４０分の説明会でしたが、松尾講師の詳細かつ分かり易い説明で盛会の内に終了いたしました。

　本説明会は東京会場の他、名古屋会場は１１月１７日（月）愛知県産業労働センター（ウィンクあいち）１２０３号室において、大阪会場は１１月２１日（金）鐵鋼會館５･６号室においても開催しました。

　たくさんのお問合せ、ご参加をいただき、ありがとうございました。皆様のまたのご参加をお持ちしております。

　以下に、会場写真を掲載いたします。