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『中国・EVブランドの“クルマづくり”と“売りづくり”の最新動向』講演会を開催しました

 市場開拓調査委員会では、特殊鋼の需要開拓事業の一環として、需要産業の動向・展望について講演会を実施しております。

 トヨタグループの調査会社でございます株式会社現代文化研究所殿より講師をお招きして、「中国・EVブランドの“クルマづくり”と“売りづくり”の最新動向」を題材に、中国のEVのクルマづくりと売りづくりを詳細にわかりやすくご講演頂きました。

 中国・EVブランドのクルマが進化しています。そのターゲットも明確に、マーケット・インでの“クルマづくり”と“売りづくり”が進行しております。本講演は、世界トップの電動車市場である中国のEVブランドにみる「クルマづくりの発想とその商品」、「売りづくりの仕組みとその実践」のケース・スタディーを紹介いたしました。

 近年、クルマは電動・コネクティッド化の方向へ進み、ソフトウエアが車両を定義する(Software Defined Vehicle:SDV)時代となりつつあり、ユーザー視点でのインフォテイメント化(In-Vehicle Infotainment:IVI)の領域において、中国が際立ってきております。その中国の新興EVブランド(IM・智己、HiPhi・高合、Xpeng・小鵬など)のIVI車両の最新動向を把握しつつ、消費者に向き合う販売・サービス変革を実践する取り組み事例(NIO・蔚来、BYD・比亜迪、Chery・奇瑞など)を理解して、日本企業におけるビジネス示唆点を得た講演会となり、会員の皆様の今後の対策の検討等、議論のたたき台としてとして参考となりました。

 

 

1.日 時:2023年12月13日(水) 13:30~15:30

2.場 所:ハイブリッド講演会(対面:鉄鋼会館805会議室、Teams配信)

3.演 題:「中国・EVブランドの“クルマづくり”と“売りづくり”の最新動向」

4.講演者:株式会社現代文化研究所 主任研究員 八杉 理 氏

5.申込数:130名

 

【講演者紹介】

講演者:株式会社現代文化研究所 主任研究員 八杉 理 氏

トヨタ系マーケティング会社にて、新興国のコーポレートマーケティング調査・分析を担当(シニアマーケティングアナリスト)。現在、株式会社現代文化研究所に勤務(主任研究員)。専門領域は、企業委託による事業・ブランディング戦略調査・アドバイザリー業務の他、中国モビリティ先端動向調査、モビリティ・バリューチェーン事業化調査、消費者購買行動・イメージ・商品嗜好性調査に加え、現在のコロナ禍でも中国現地の専門家・企業家とオンライン訪問によりSDGs、炭素中立、MaaS・CASE等を精力的に議論している。東京都出身、明治大学大学院商学研究科博士課程、中国人民大学商学院シニア・スカラー(中国産業経済学)修了。『巨大化する中国自動車産業』日刊自動車新聞社、『東アジア地域協力の共同設計』ミネルヴァ書房等執筆。

※現代文化研究所は、トヨタ自動車株式会社が100%出資のトヨタグループインナーシンクタンク(1968年設立)

 


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